サザンカの咲いた道
さざんか さざんか 咲いた道
焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き
〜童謡“たき火”より〜
めっきり花の少なくなるこの季節に
至るところで鮮やかなピンク色を咲かせていたサザンカ
(あ、北海道にはなくて東京で逢いましてん♡)
その分厚めの葉で
太陽の光を一年中たっぷりと浴びて
冬に明るさと華やかさをもたらし
咲き終わると花弁一枚一枚にハラハラと散っていく
その存在、その色、そのかたち
愛だなぁと思うけれど
バラの愛とは違って
もっと静かな愛
冬の季節に沁み入る愛
花言葉は“困難に打ち克つ” “ひたむきさ”
新芽はチャノキのように製茶して飲む地域もあり
(サザンカ、チャノキ、ツバキはともにツバキ科)
お花も滋養強壮のお茶になります
薬としてもなんだか控えめな存在感
控えめでも香りは良くって一味違いますのよ
ありがとう、大好き
12月は大切な人たちの愛おしさが深まる季節
寒さの中にその温もりが際立ちます
冬空の下のサザンカのように
皆さまの心温かなひとときをお祈りしています
素敵な年末年始をお過ごしくださいませ
はぁ〜
美しい季節だなぁ