ピリカメル

植物とともに美しい世界を創造してゆく

五情について

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中国思想ではあらゆるものを木火土金水のバランスで見ていました

 

感情についても

 

怒り、悲しみ、喜び(楽)、憂い(思)、恐れを

 

五情として木火土金水に配当します

 

 

でも、私はこの五情のバランスをどこかちぐはぐに見ていたことに気づいたのです

 

 

楽しくて喜んでいるのは幸せだし一番素晴らしいんじゃ?とか

 

怒るのとか周りに迷惑だし!とか

 

憂いて行動が止まるのとか自分を好きになれない!とか

 

感情を裁き、差を付けていたのです

 

 

この五行の図が示しているように

 

どれかが偏って過剰になると

 

バランスの失調をもたらし、肉体にも周りにも影響を与えてしまいます

 

 

ある感情を裁いて閉じ込めると、細胞に蓄積して、どこかで溢れたり、爆発したりするから

 

どの感情も特別に扱うのではなく、等しく愛して

 

呼吸レベルで爽やかに小出しに解放できたらいい

 

 

でもどこかにジャッジが入ったり緊張していると

 

解放したくてもできないものです

 

 

リラックスして細胞の中にある感情を止めずに

 

笑って泣いて怒って怖がって

 

それを1ミクロンだって否定しない

 

 

否定しないで済むよう状況は選びます

 

抑えないけれど、理性と手を繋ぐことは大切

 

自分を好きでいられるところに自分で自分を連れてゆくのです

 

 

 

感情が等しく見えたら

 

人の心を織り成す五情が

 

花のように調和していて

 

なんて美しいんだろうって。。。

 

 

 

すると全部愛だったってお手紙が届いて

 

自分も相手もどんな感情も

 

もう全てが愛おしくなってしまいます

 

  

  

怒、悲、喜(楽)、憂(思)、恐

 

この五情を等しくとらえた先人に尊敬の念がやみません

 

 

その愛おしさの向こうには五行の次元を超えた

 

分離のない、芯から安らかな喜びと笑いがある

 

 

同じ言葉でも

 

分離のある領域と無い領域があるから

 

ややこしいですね

 

 

感情の解放

 

出会う全てがそれを後押ししてくれることを

 

本当にありがとうございます

 

 

私の仕事はただ肯定し続けること

 

 

私も、相手の感情を

 

オッケー♪って愛して受け流すことができるように

 

 

音楽を聴くように軽やかに

 

自分の感情を愛することを諦めないのです

 

 

 

 

 

美しく咲いた花は分離のない愛と共振共鳴する

 

 

ハマナスはバラと同じく

 

五芒星の軌道を描き

 

愛、喜び、女性性、調和、創造、豊かさなどのメッセージを放ちます

 

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