ピリカメル

植物とともに美しい世界を創造してゆく

未来に希望を送るお屠蘇作り

お屠蘇という文化をご存知でしょうか

 

その名の意味は

『邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせる』

などいくつかの説があります

 

晦日の夜に

数種類の生薬を日本酒やみりんに浸け込み

翌朝、生薬を取り出しいただくもの

 

邪を退けたり

巡りを良くしたり

体を温めてくれるような生薬で構成されています

 

年始にこのお酒を飲むことで

その年の邪気を払い

自分や周りの人たちの健康と幸せを願うのです

  

古風で素敵な文化だなぁと思いますが

それだけではなく

来年をより良いものにするために

能動的に、主体的に

この風習を取り入れるということをオススメしたいなと思います

 

その香り、味、血行の変化など

自分の感覚に心を研ぎ澄ませながらいただき

そうして澄んだ眼差しで未来に臨む

 

ひとつひとつの生薬に触れ

思いを込めてブレンドしたなら

より力強いものになることでしょう

 

はるか昔、中国でこの習わしが生まれたころは

とてもパワフルな祈りだったのではないかと思うのです

  

お屠蘇という文化が

より皆さまの祈りに寄り添えたら素敵

 

そんな思いから

この度、お屠蘇作りの会を催すことに致しました

生薬をブレンドしてお持ち帰り

各自大晦日の夜に浸け込んでいただきます

 

年の瀬のお忙しいタイミング

そしてギリギリのお知らせではありますが(汗)

来年のために心静かに

自分と生薬と未来に意識を向ける時間をご一緒できたら嬉しいです

 

 

 

使う生薬は例えばこんな感じ

陳皮(ちんぴ)、山椒(さんしょう)、桂皮(けいひ)、桔梗(ききょう)、朮(じゅつ)、甘草(かんぞう)、丁子(ちょうじ) 〜写真右上から時計回りの順

※変更の可能性あり

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配合は様々ですがこれが割と一般的な内容(普通はあと防風が入ってきますね)

それぞれの意味をお伝えしますので

五感と向き合いながらお好きなブレンドをお作りください

 

桂皮≒シナモン

丁子=クローブ

陳皮=オレンジピール

そのほかフェンネル、ショウガなどを用い

スパイスメインにして構成すると日本酒だけでなく

ワインでお屠蘇なんてのもいいですね

洋風のおせちなんてのもありますし

 

美味しく笑顔で

素敵な未来を描くことができるなら

そんなフリースタイルもいいかなと私は思います

 

 

細かくしたものをティーパックに詰めてお持ち帰りいただきます

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皆さまにとって素晴らしい2019年になりますよう願いを込めて!

ご参加をお待ちしております

 

※お屠蘇はお酒です

アルコールを飲めない方はご了承くださいませ

 

  

“未来に希望を送るお屠蘇作りワークショップ”

日時:12月29日、14時〜

所要時:90分程度

参加費用:お一人様3500円

持ち物:来年の希望を胸に

場所:大三坂オフィス(函館市末広町18−25 大三坂ビルヂング2F)

北海道函館大三フィス内

www.hakodateoffice.com

 

《お申し込み方法》

メールまたはFacebookinstagramのDMより

お屠蘇作りWS参加希望の旨、お名前、お電話番号、参加人数をお知らせくださいませ

アドレスorganic.apothecary.pirkamer@gmail.com

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