ピリカメル

植物とともに美しい世界を創造してゆく

グラデーションの世界

人と人とは重なり合っています

その重なりはグラデーションのようで

濃かったり薄かったり

大きかったり小さかったり

 

重なりによって起こる波紋の響きは

協和音にも不協和音にもなります

 

そのときどきで重なりも変化していき

絶対的なものはありません

 

特に家族など近い存在には

拒絶や批判といった反応が起こってしまうことが多い

 

自分と自分じゃないものが混ざって分からなくなっていて

それは重なり方が適切でないのかもしれません

 

必要以上に相手を通して生きる錯覚を求めてしまってたり

理不尽に相手と自分とを切り離そうとします

 

特に母親と子供はもともと一体だったから

女性性も手伝ってそうなりやすい気がします

 

自分の存在が脅かされる感じがして

自分の存在を守ろうと重なりを拒絶したりコントロールしようとします

本当は脅かされることなんてないのだけれど

 

拒絶が起こったら

適切な距離感をとり重なりを減らせば良いのです

 

でも、家族など本当は大切にしたいと願う存在ならば

重なりを認識してそれを愛し

同時にこれは自分ではないし自分でもあるということを

冷静に観察できれば

ちょっとピクッと反応することはあっても

シミのように嫌な感情が広がったり引きずられたりしないで済むように思います

 

そう俯瞰できるようになれば

協和音へと昇華されることもあるかもしれません

 

何があっても私は私であり

同時に全ての人とも重なって共鳴しあっています

 

中国や朝鮮に敵対感情を持つ人がいるもの

ルーツが近くて似ているからなのかも(偏った情報の影響もあるけども)

同じにしないでくれ!って抵抗してしまうの

 

家族も、世代も、国も、組織も、宗教も、思想も

境界なんてものはなくて

在るのはグラデーションの世界

 

交響曲で不協和音がときどき織り込まれるのも

美しいけれど

ベースは協和音を奏でる世界を願いたいものです

 

 

 

 

中華会館の蔦が鮮やかに染まる

屋根のうえに小さな鳥の像

赤に染まった世界から何を見つめているのかしら

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