南の朱雀
東洋思想では
東西南北を四神という4つの獣が司っていると考えられていて
北の玄武、南の朱雀、東の青龍、西の白虎
中央の黄竜とあわせ、五行の木火土金水にあてられています
ちなみにそれぞれの神に対応する漢方薬処方もあり
玄武湯(真武湯)、朱雀湯(十棗湯またはそれに似たものの説)、青龍湯(小青竜湯、大青龍湯)、白虎湯
これらはどれも漢方の原型である傷寒論に記載されているものです
(十棗湯はとても強い下剤なので、現在使われることはまずないと思います。胸脇に溜まった水を下すイメージ。)
北海道の南方にある都市、函館は函館山を頭として
鳳凰(朱雀)が羽を広げている様子と言われるそうで
そして身体の中心には五芒星があったりします
函館は、北海道の南の朱雀が司る場所と言えるのかもしれません
歴史的に様々にカギとなっている場所でもありました
どの場所も大切ではありますが
気の流れが非常に重要な場所の一つなのかもしれませんね