北彩都あさひかわ
旭川は北海道の真ん中のちょっと上に位置し
大雪山系などの山々に囲まれた盆地にあります
観光地として注目を集め続ける
美瑛や富良野のすぐ上
夏は暑いけれどカラッと湿度は低め
冬はとても寒く雪も多い
この街は札幌に次ぐまあまあ大きい街ですが(人口約34万人)
緑の存在感がすごい
まず街の中心である旭川駅の裏側はすぐ公園(あさひかわ北彩都ガーデン)になっていて
市民の身近な憩いの場
ちょっと歩いていったらこんな感じ(驚!)
旭川の名の通り川が多い
大きな川が枝分かれして街を貫いています
この川を鮭が遡上し
それを大切な糧にこの辺りのアイヌは暮らしていた
旭川の豊かさの象徴
旭川のスピリットの根っこにもきっと豊かな川が流れているのでしょう
このそばには神楽岡公園という広い公園がありここがまた♡
どこも気持ちがいいけれど
この辺りがお気に入り
栃の花と
栃の実から栃の赤ちゃん
立派なカツラの存在感に胸がいっぱいになりました
幸せに浸っていたらキタキツネ現る!
どうりで気持ちがいいわけです
落ち葉などで堆肥作っているみたい
もっさり水芭蕉
マムシグサの会談!?ヒソヒソ
ズダヤクシュ(喘息薬種)というらしい
いかにも咳に効きそうな名前ですけど、初めて知りました
開花期に全草採り洗い日干し乾燥して用いるそうです
こんな素敵な公園があるのは
公益財団法人 旭川市公園緑地協会という組織の存在があるようで
市から受託した公園緑地管理をはじめとした活動をされている
この日も草刈りに精を出していたおじさんたち
ありがとうございます
旭山動物園といい、街の風景といい
誰かやってくれないかなという停滞した空気ではなく
自然との共生に向かう自発的な動きがあるような印象です
なんか豊かなんですよね
それが良い循環を生んでいる
実際に平均的な暮らしの水準も高い感じ
旭川にゆかりのある有名な芸術家や文学者も多く
森林資源を利用した旭川家具などの産業も盛ん
骨董品の街という面もあったりして
豊かな文化を育む肥沃な土壌があるようです
旭川、ほんと素敵な街です