白樺の時間
札幌大丸「プリスティンの森」にて(期間は終了しています)
白樺とともに生きるユーリさん(http://instagram.com/julikago)の手ほどきを受け
白樺のブレスレットを編んできました
なんて可愛いのでしょう♡
もともと白樺の存在には魅かれていましたが
ユーリさんのお話を伺ううちに
白樺への愛着がますますと
どちらかというとどっしりではなく
繊細で透明感があり、高原や冷涼地の爽やかなイメージ
寿命も約70年と樹木としては短めで木材としても弱いみたい
ただ樹皮は強い
森の中で朽ち枯れても樹皮だけ残っているような姿もよく見られるとか
(ベチュリンという抗菌成分のため腐りにくく、またこれが白樺の幹を白く見せているらしい)
実際に編んでみると水分を含んだしなやかな感触
触れているだけでしみじみ癒されます
北欧やアイヌの民族でも昔から白樺の樹皮を身近な道具に用い
それが今にも残っていたりします
水にも強く、使い続けるうちに
味わい深い色になっていく
白樺としては数十年しか生きられないけれど
人の手によって生まれかわり
永く愛され大事に受け継がれる
とても大きくて素敵な物語
北海道の植物とともある幸せに
ただただ胸がいっぱいなのでした
もうすぐ夏至の頃
白樺の樹皮をいただくのに適した季節とのこと
そんな営みにも興味津津